誕生日に

小雪舞う３４年前の今日、２月１日に私は生まれました。

誕生日の今朝、溢れんばかりの喜びと感謝に目覚めて。

この世に生まれて来られたことに

これまで生きて来られたことに

この世に生み出し愛情深く育ててくださった両親へ

そしてこれまでに出会い、私に笑顔をくださったすべての大切な方々へ

真心からの

「ありがとう」

一日一日が神様からの贈りもの

そう思ったらこの命の時間はいったいどんなにかけがえのないものでしょう。

この世に生まれて来て良かったと思える人生にしたい。

自分自身が嬉しくて、他の誰かにも喜んで頂けることの為だけに生きてゆきたい。

ああ、「ありがとう」が溢れてやみません。

すべてすべてを抱きしめて。

奈穂

Ah! mio sogno!                                              ああ、私の夢！

Ah! mia vita!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の命！　　　　

Che importa la ricchezza 　　　幸せがついに花開くなら富など一体なんでしょう　

       se alfin e' rifiorita la felicita'!　　　　　　　ああ、金色の夢、　

O sogno d'or poter amar cosi!... 　　　こんな風に愛することができるとは！

　　　　　　　da~ Giacomo Puccini

　　　　　　　　　　La Rondine "Chi il bel sogno di　Doretta" ~

寒いときは・・・

・部屋を暖めたり、着重ねたりする。

・美味しくて温かいものをいただく。

・あなたの笑顔に、心に触れる。

一万ｋｍの空を越えて、

あなたを包み込むあたたかな空気となれますように。

愛をこめて。

奈穂

週末に友人たちと

夜中の２時、Cornetto(クロワッサン）のお店

帰り際、寝る前にCornettoをいただく習慣があるそう

音楽のある空間

音楽のある空間は楽しい。

しかも生演奏のある空間は格別。

音の生まれるその瞬間を分かち合う喜び。

それを全身で受けとめ興奮し感化された心は自由に相手の心とコミュニケートでき、その空間は特別なものになるような気がします。

友人が増えるにつれ、そんな場へ赴く機会が増えました。

時には私自身もちょっと歌ったりして。

懐かしく思い出す１６歳の頃のアメリカ留学。一人ぼっちで心細かった私を言葉を超えて人々と結んでくれたのは他でもない音楽でした。

・・・こうして生涯、地球上のあらゆる人々と心を通わせ合っていけたら。

そして笑顔は笑顔を呼び、それは太陽光のように広がってゆく。

私の心からのやまない願いです。

友人の誕生会。２３時に始まり翌朝まで大騒ぎ！

その場で即興演奏を楽しむ。

雨上がりに

こちらRomaも、休暇気分からすっかり日常へと戻りました。

もうインフルエンザが流行り始めているそうで、まだ留学し始めた頃「まあ、イタリア人でも風邪を引くのね」なんて失礼にも思っていたことを思い出します（笑）。

昨夜からの雨が上がり、まだ鼠色の空にぽっかりと青空がでてきて・・・なんだ雲の上は晴れてたのねって、自分の心みたいで。

Roma郊外へドライブ。（Lago di Martignano）

空も湖も空気もすべてが青く透き通る。

・・・ちょっと悲しいことがあって、久しぶりにたくさんたくさん泣きました。

それといっしょに風邪もひいて、３日くらい毛布に包まり、泣いたり寝たりして。

そういえば、Donaudy 作曲 　"O del mio amato ben　～ああ、愛する人の～" 　を練習していたとき、その詩と感情が交錯して涙で歌えなかったことがあって。

その時恩師が「ああ、今そういう時ね。大丈夫、人間バケツいっぱいも泣けないから」って仰ったんです、うふふ。

今は心もからだも元気になったから、とにかく歌が歌いたくて！

 不思議と数日振りで歌う歌は声も心も透き通っているようです。

 湖畔の町Braccianoの夕暮れ

Sebben,crudele

Sebben, crudele, 　　　    つれない人よ、たとえあなたが

mi fai languir,　　　　　    私を窶れさせようとも  

sempre fedele                      私はいつも変わらぬ心で 

ti voglio amar.                       あなたを愛していたい。　

今度のコンサートで歌いたいと思い準備している曲（canzonetta)「Sebben,crudele」の詩です。

この節が曲中計６回繰り返される。

繰り返し言うことで、都度違った感情が生まれて。

そして幾度も高まる感情の波をくぐり、その狭間で、

冷静に歌を紡いでゆく・・・

言葉通りだけではなくその言葉の後ろには、夜空に瞬く星のごとく無数の「意味」が隠されている。

言葉とは完全であるようで完全ではなく・・・だから「歌」になるのかもしれません。

そうして歌うほどに今ここに「生きる」ということと「歌う」ということが重なり、ひとつになってゆくような。

 

「奈穂、まず大切なのは何よりも心で感じることだよ。( il cuore! )心 だよ。」

現師、M.Gittoはそう仰いました。

 

 

ああ、もっともっと必死で今を生きていたい！

今は今の歌を・・そのように生涯歌い続けてゆけたら。

 

 

大切なあなたの傍ら方で。

 

奈穂

 

  

Con la lunghezza　　    　 私が永く　　　

del mio servir　　　　　　 あなたにつかえることにより、 

la tua fierezza　　　　　   あなたのつれなさを

sapro` stancar.　              弱めることができるだろう。   

                                                                        作詞者不詳

 

 夕焼空。　　　　

明けましておめでとうございます

みなさまに良いことがたくさんたくさん降り注ぎ、

輝ける年となりますように！

この胸溢れる愛をこめて。

奈穂

ご覧ください、この笑顔！！

Romaでの初めての年越しは友人たちとその子どもと。年が明けたと同時に街中轟く " 花火・花火・花火！！" 抱き合って新年の喜びを分かち合いました。

はじめまして

はじめまして。

ソプラノ歌手、横山奈穂です。

聖夜にこのブログを始めるなんて、何だかクリスマスプレゼントを交換するみたいで・・ワクワクします。これから私が「歌（音楽）」を通して自分の命と人の命と関わって行く、その記録を綴ることができたらと願っています。

世界中の人の笑顔を心から祈りつつ・・・

あなたとあなたの大切な方々へ

素敵なクリスマスを。

聖夜のRomaより

心こめて。

奈穂